新しい「価値」を生み出してきた最新事例紹介:芝浦工業大学 様/文京学院大学 様

芝浦工業大学 様/文京学院大学

大学と連携して、学生たちの柔軟な発想を武器にエスカレーターラッピングの安全喚起の可能性を探る!!
大学の研究に協力、エスカレーターラッピングに新しい光を当てる。学問的アプローチによって、科学的に安全喚起の効果を証明。

産学連携プロジェクトのきっかけ

アサイマーキングシステム(以下AMS)では、2017年より、芝浦工業大学、文京学院大学、それぞれの大学との間で産学連携プロジェクトを開始しました。
これはエスカレーターラッピングという事業を、学問的な視点から分析、研究し、その新しい可能性を探ろうとするものです。
特に注意喚起のためのラッピングに関しては、各大学の研究テーマに協力していくことで、将来、より安全、効果的なエスカレーターラッピングにつなげたいと考えています。

産学連携プロジェクト(1) 気持ちに訴えるデザインによる、安全で快適なエスカレーター利用環境

グッドデザイン賞審査委員なども務める橋田規子先生が指導するのが芝浦工業大学・デザイン工学部のエモーショナルデザイン研究室です。
この研究室では、ユニバーサルデザインや、人の感情や気持ちを満たすデザインを研究しています。
港区の公共施設「みなとパーク芝浦」での3回に渡る実証実験では、行動観察調査とアンケート調査(男女100名以上を対象とする)を実施しました。
その結果、ステップ/ライザーやハンドレールに絵柄のあるエスカレーターの方が、まったくないエスカレーターよりも、ステップに立ち止まったり、手すりを利用する割合が明らかに高くなること、絵柄のある場合、デザインの違いによって、手すり利用率が変わることがわかりました。
AMSはこの研究において、実験のためのラッピングを手がける一方、デザインやその効果の調査を大学にお願いし、業務に活用しています。

産学連携プロジェクト(2) 自然に握りたくなるデザインによる、エスカレーターの安全利用啓発

流通・マーケティングを専門とする新田登志子先生が指導するのが、文京学院大学・経営学部の経営コミュニケーション学科のマーケティング研究室です。
ここでは、目黒の駅ビル「アトレ目黒1」で、イラストをあしらったハンドレールを使った場合を調査しました。注意を喚起するデザインは通常、「手すりにおつかまりください」という文言だけですが、調査では、こうした文言をなくし、親しみやすい動物のイラストと、「ぎゅっ」という擬音(オノマトペ)表現だけのデザインにして、乗降者の反応を観察しました。
すると、手すり利用率はやや下がるものの、歩行率(エスカレーター内を歩いて移動する利用者の割合)は抑えられ、また普段は手すりにつかまらない利用者に限って調べると、約59%がつかまるようになったという結果が出ました。
この研究においても、AMSはエスカレーターの施工に協力する一方、研究室によるラッピング前後の効果の違いなどの測定結果を提供していただいています。

今後につながる産学連携の展望

(写真はアトレ目黒店に設置されたエスカレーターラッピング)

AMSでは、こうした産学連携プロジェクトによって生まれた各種調査結果を、企業様にもご紹介するなどして、実際の公共交通機関の駅施設において、エスカレーターの安全利用を喚起するデザインに役立っています。
今回の二つの大学との産学連携は、エスカレーターラッピングの効果を数値データで裏付けることで、今までビジネスの現場だけでは気づきにくかった利用者行動に目を向け、今後のエスカレーターラッピング自体の認知や市場拡大の可能性を広げる足がかりになると期待しています。

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アサイマーキングシステムは、豊富な知識と経験を持つ専門家として、
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